「璃桜がその気なら私も容赦しないよ」 「っはぁ!」 「まぁ、安心してよ。殺すのは惜しいけど、ちゃんと血一滴まで残さず俺のなかに取り込んでやるから!」 ─カキンッ 刀が弾かれて空を斬る 璃桜は片手の手の甲を押さえながら睨む 「くっ!!」 「クックックッ…俺の爪には毒があるからさすがのお前でも直ぐには治るまい」 ─ダンっ