凛として咲く






そいつは池田屋を出ていこうとしていた





俺はそいつに声をかけるとうざったいような目で俺を見てきた






そいつはここに用はなく帰るらしい






だがこの惨状を見られたんだ




帰すわけにはいかない





だが俺の話なんか聞き耳持たずで去ろうとしていた