「わっ、ごめんね」 一歩後ずさると今度は別の人の足を踏んでしまった。 「わ、すみませんっ」 ペコっと頭を下げ謝る。 迷惑な奴だって思われてるだろうなぁ。 すみません、皆様…… 「つかまってていいですよ?」 結城くんの顔が見れなくてうつむいていたらそんな声が横からした。 「い、いや。大丈夫! 手すりにちゃんとつかまってるから」 私がそう言うと結城くんは小さく笑って窓に視線を移した。