「俺、冬好きですよ。冬生まれだし」 「あっ、そうなんだぁ」 一人でいろいろ考えていたら結城くんがいきなりしゃべり出したので慌てて返す。 すぐに自分の世界に入ってしまう。 これ、私の悪い癖。 「誕生日12月20日なんです。先輩は?」 「えっ、近いよ! 私は12月19日」 その大きな目が少し見開かれパッと結城くんの顔が明るくなった。