恋の魔法に



「あ、じゃあ線審行ってくるね」

「うん。莉子が奥のコート行くならあたしこっちの審判やるね」


私たちは最初試合がなかったから線審に入った。

ジャージを羽織って小走りでコートに近づく。

今は12月。
動いてるとすぐに暑くなるから半袖でもいられるけど、汗が引くのが早いからすぐに寒くなる。


「先輩! この試合終わったらアドバイスお願いします!」


後輩ちゃんたちはコートに入る前に私のところへやってきた。