恋の魔法に



ご飯も食べ終え、私たちはただ目的もなしにひたすら歩き続ける。


ずらーっと並ぶお店を見ながらたわいない会話をして。


強く握られた温かい手に視線を落としては表情が緩んでしまう。




「ずーっと大好き」



不思議な力を持つ魔法の言葉。


一言で元気になれて強くなって。



「それ、俺以外の人に使わないでくださいよ」


「結城くんもね?」





魔法の言葉を大好きな君に。




【おわり】