恋の魔法に





頬杖をついてぼんやりと志帆の背中を見つめた。


今は授業中。


広げられているノートは真っ白状態。


先生の話なんて耳に入って来ない。


全く集中できてない私です。


んー……授業ちゃんと聞かないとやばいよなぁ。


2月末には学年末考査が待っている。


心の中でため息をついてから背筋を伸ばした。



「はーい。じゃあ次はここからね。宿題やって来てねー」



先生がそう言い終えるとチャイムがちょうど鳴った。