恋の魔法に



「葉山?」



どこかで聞いたことのある声に名前を呼ばれ後ろを振り返った。



ぼんやりとした明かりの下に立っている私の前に自転車が止まった。



「おー、青木くん」



今日はよく会うなぁ青木くん。

放課後も教室で会ったし。



「お疲れー。葉山は誰か待ち?」



校門から出てきたのは陸上部の自転車集団。


そうそう。
青木くんは陸上部なんだよね。


いいなぁ。
みんな自転車なんだねぇ〜!