大人びててキリッとしている顔が笑うとえくぼが見えて一気に少年っぽくなる。 「そっか」と私は小さく笑って校庭の方にまた視線を向けた。 「……朝倉ってさ、好きな人いんの?」 「志帆ちゃん?」 そう聞き返すと青木くんは小さく頷いた。 前髪を触ったり、頬をかいてみたりと落ち着きがない青木くん。 なんか……可愛いんですが。 「いないんじゃないかなぁ? 志帆ちゃん、恋愛とか興味ないって言ってたし」