「先輩聞いてください。俺、団体メンバーに入れたんです!」 いきなりテンションが上がった結城くん。 顔は見えないけどきっと目輝かせながら言ってるんだろうなぁなんて思う。 思わず笑みが零れた。 可愛いなぁ、もう。 「えー、すごいね! 頑張れっ」 「先輩も頑張ってください」 1年生で団体メンバーに入れるのはすごいと思う。 人数が足りないから、とかそういう理由じゃないよね。 実力か。 細道を抜けると駅の階段がすぐに見えた。