でも、ちょっと空気が悪い。 もわっとしてる。 少しは窓を開けて換気をしないとダメでしょ。 「緊張するなぁ……」 ひとりごとのように呟く莉子を見てふっと口元が緩む。 ずっと結城くんは莉子に振り回されてると思ってたけど、今度は莉子が結城くんに振り回されてるだなんて。 恋愛感情の好きじゃなくて、友達の好きがいいって莉子は言ってたけど…… 莉子は今はまだ気づいてないだけなんだと思う。