先に目をそらしたのは私。 「困らせてすみませんでした。俺……先帰りますね。気をつけて帰ってくださいね」 結城くんの顔を見ようと視線をあげたのにもうすでに背中を見せて歩き出していた。 声だけじゃ、わからないよ。 謝ってどーこーなるってわけじゃないけど…… ごめんね。結城くん。 結城くんがコンビニの角を曲がるまで私はその場からただその背中を見送っていた。