少しの間、私は彼の前で泣きじゃくっていた。



それを見て同情の言葉をかけることもなく、ただ微笑んでいる彼になぜか安心感を抱いた。



数分後、正気に戻った私は周りを見渡す。



まさかの道端で大号泣してしまった私。



顔から火が出るほど恥ずかしい。