キーンコーンカーンコーン




気付けば学校の始まりのチャイムが鳴ってた。




「やばっ、遅刻だ!」




こんな時でこんな人といるべきではない。




とにかく一刻も早く教室に行かなければっ!




そう思って、私は走ろうとした。




だか、




「いたっ・・・。」




左の足首が痛む。