須山晃は私と同じ二年。 須山晃はその二年の中でも、誰もが恐れる不良。 よりによってこの人だったなんて・・・。 もし、この人に怪我なんかさせたら私・・・殺される! 変な汗まで出てきて、もうほんと・・・怖いっす。 で、でも一応助けてくれたもんね・・・。 「すいません・・・、大丈夫で・・・すか・・・?」 うわぁ、なんか声震えてしまったっ。