それから、やっと保健室に着く。




誰にも見られず安心したのだか、心臓がバクバクして別の意味で問題だった。




ふー、やっとついた・・・



問題は・・・




「もう下ろしてよっ!」




私はまだお姫様だっこされたままなのです。




「あーはいはい。耳元で騒ぐな、うるせーんだよ。」




そういいながらも優しく下ろしてくれる。



もう・・・




なんでこういう時に優しいのよ。