「でもそんなん最初は知らないじゃん。だから前に階段から落ちそうになった時須山くんに助けてもらったの前に言ったじゃん?あの時優しくされて私一目惚れしちゃって告っちゃったの。」 「え、告ったんだ?」 「うん。」 それからは今までのことを順番に話した。 須山くんが奈緒ちゃんと仲良くなるために私が協力してること。 須山くんが離れることに悲しくなること。 胸がズキズキすること。 その全てを話した。