一途な彼に恋をしました。






「とりあえず俺が誘導するからゆっくり降りろよ。」




と須山くんが手を差し伸べてくれた。





「これは握れという合図でしょうか?」




「わかってんならそうしろや、こっちが恥ずいわ。」




まあかわいいこと言うじゃないですか。




てか乙女ね。





「じゃあお言葉に甘えてそうさしてもらいます。」




と言い、須山くんの手を握る。




そしてゆっくりと階段を降りていった。




なんか私介護されてる人に見えるな。