「今日、楽しかったなー」
のびーっと猫みたいに伸びるキラ。
「だねー」
ドキ、ドキ、ドキ、ドキ。
キラに聞こえるんじゃないかとゆうぐらい心臓がうるさい。
「いっそのこと…‘‘ヒュゥゥーバァァァン!!!!!!!’’
キラの声と花火の音がかさなる。
タイミングが悪い。
「ゴメン、聞き取れなかった。もっかい言って?」
はぁ。と。
「いっそのこと、付き合っちゃおっか、って言ったんだよ。」
え…。
「あ、あはははは、やだなぁ冗談やめてよ〜w」
「こんなこと冗談じゃいわないよ?」
「」
「もっかいだけ、言う。」
「…」
「好きだ。俺と、付き合って下さい。」
「はぃ…」
キラは予想外だったのか目を見開いている。
