そんなことを考えていると、もうすでに隣に居た。 「さーて。行きますか、レォちゃん♪」 「ちゃん付けしないでよー」 この歳になって恥ずかしい。 「厳しーお嬢様ですことw」 厳しくないし。 「まーいいやー行こっか! 」 んって言って手を差し伸べるキラ。 なかなか受け取らないあたしの手を無理矢理繋いだ。 いわゆる、恋人繋ぎ。 頬を染めるあたしを見て。 ふっと笑みがこぼれた。