目の前にいるのは、美音?
















でも…違う?
























夕焼け空に輝く銀色の髪の毛…。




そして…。














凍えるように渦巻くその目…。




















「これが…。」




美音の声?





でも…信じられないよ…。


















「これが…私なの…。」



目に少し涙を浮かべて言った。
















確かに、美音の声。

















でも…。

















「あず…。」






美音が手を伸ばしてきた。












でも…あたしは…悪い事をしてしまった。





















"パンッ!"



「いやっ!」




あたしは…美音の手を…





















払ってしまったんだ…。