トントン…
私が、返事をしようとしたら…
ガチャ!!
「梓!!」
梓の…お母さん…?
お母さんは、走ってきたみたい。
息が切れていて、せっかくの髪型がグチャグチャに…なっていた。
「梓!!早く帰りなさいッ!もうテストでしょう?!あなたは…頭が良くちゃいけないのッ!!」
梓をオモチャとして扱っているよね?
フツフツと、怒りが込み上がってきた。
「ねえ…梓…。」
「何?」
梓の目に光が、入ってない。
まるで…その目は…。
”助けて“って言っているみたいだった…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…