「つうかさ、何で饅頭先輩って、饅頭先輩なの?」


「ちょっと、それウケるんだけど」


「別に太っているとか、そんな感じじゃないんだけどな」


「何か、うちらが入ったときから先輩たちがずっと饅頭って呼んでたから、自然な流れで饅頭先輩だよね」


「ていうか、それ以外の呼び方を聞いたことがない」


「別に饅頭好きとか、いつも饅頭食べているとかじゃないのにね」


「ちょっと、それウケるんだけど」


「お前、それしか言えねえのかよ」



・・・



と、饅頭先輩のあだ名の由来も分からないものだ。