天然な彼と特別な好き

「………あたしの空に対する気持ちは、“特別な好き“だよ？」


顔を真っ赤にして照れくさそうにいうくるが可愛くて、やっぱり俺の中でくるも特別な存在なんだなって気づかされる。




「俺もお前の存在は特別だよ？……くるみ。」


「こんなときだけ呼び捨てなんて反則だよっ！」


「くるみもちゃんと呼んでよ、名前。」


「………好きだよ、空来。」


普段名前で呼びあわないぶん、これもすごく特別って感じがする。


「付き合ってください。」


「喜んでっ！」


あたしたちの“特別な関係“は始まったばかり………



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