天然な彼と特別な好き





「くるみちゃん、まだ家に帰ってないみたいなの!あんたなんか知らない!?」



時計はもう10時を過ぎていた。

くるがこんな時間に親に連絡しないなんて多分ありえない。



もしかして、俺のせい………?


っ。もしなんかあったらどーすんだよ!



俺は上着も持たず部屋着のまま家を飛び出した。