「でも、柊花は、私たちをバカにしないから、いいよね。なんだかんだ行って、freshが、一番って言ってくれてるし‼」
俺たちにとって、唯一の、救いの言葉だった。
freshを、ないがしろにしないこと。それだけが、仲間の絆のような気がした。
「遅くなった⁈」
だいたい、2時間待った頃。
柊花が、そう言って、駆け込んできた。
「大丈夫。」
七瀬が、にっこり告げると、柊花も、笑顔になった。
「湊さん、修二さんに、睦月さん、こんにちわ。」
「お疲れ。」
湊さんの言葉に、柊花は、にっこり微笑む。
「で、fresh、お前ら、俺たちの、バックで、ダンスしろ。」
「は⁈」
最初に反応したのは、七瀬。
次に、柊花も、その言葉に理解し、俺も理解し、翔希も理解する。
郁馬は、テーブルに出ている、マドレーヌに、がっついてた。
「頼めないかな⁇出来れば、一緒にコンサートしたいなって。」
湊さんは同じ男なのに、年上なのに。
可愛く感じてしまう…。
「いいっすよ、でも、俺たちのバックも頼みますよ⁇」
「だれがおま「いーよ。交渉成立だね。」
翔希の案に頷いたのは、修二さん。