ちなみに、湊の家は俺の家の隣の15階建てのマンションの15階。
親が金持ちだからって笑って言ってた。
修二も2階で一人暮らしだけど、あいつの場合は親が転勤になってしまい
一人になったぜパターン。
「七瀬も行くか。」
俺はダメもとで声をかける。
「七瀬もいいの?」
首を少し傾げて、上目づかいで聞いてくる。
幼児とはいえ、
妹とはいえ。
可愛すぎる。。。
「あ「いいよ♪七瀬もおいで。」
俺より先に湊が返事した。
「行く!!お兄たん、行こう?」
湊の手を握りながら俺の手も握る。
4歳のころはとりあえず純粋で可愛くてかわいくてかわいくて仕方なかった。