キミに届かない日記



私たちわしばらくいろいろな話をした

どれも一年前の夏の思い出達

つい最近まで疾風が生きていた

だけどしゃべることもなく、目を合わせることもなく

死んでいった

最後に見た疾風の顔わ青く少し怖かった

疾風わ戻らない

そんなことわかっていた

だけど必死で何回も何回も疾風の名前を読んだ

そんなことも全部夏帆に打ち解けた