君がくれたもの



 クラス中に響き渡る音

 私はその中心人物の頬を思いっきり叩いていた

 「最低………!!」


 もぅ限界だった


 私はクラスを出た


 ひたすら走った


 高校なんて入らなきゃよかった

 なんで?なんで?


 泣きたくもならない


 怒りしかこみ上げてこない


 入ってそうそう黒板消し落とされてまんまと引っかかって知らない男子について馬鹿にされて………


 ばかばかしい……


 こんなんで…私の高校生活がぶちこわされた