気がつくと、ベッドの上
私は昨日、あいつら2人には何も言わず帰った
会いたくない
一番は、光輝に対する本当の気持ちに気づいたから
今会ったら心臓もたないと思って……
私はベッドの上でため息をついた
「これから…どうしよ……」
絶対気まずいよね…
会ってどんな顔してればいいんだろう…
その時
携帯の着信が鳴る
「………もしもし……?」
「あっ!優奈ー?あたし!里奈っ!」
朝からテンションあげあげの里奈からだ
「何?朝から?」
私はテンション高くなんて出来ない
「もーやっぱり落ち込んでると思ったよー!そんな時は友達の里奈様といるのが一番だーーー!!ってこ~と~で~今から優奈ん家行くから~」
「エ?今から?私そんな気分じゃ…」
「んー?なにー??聞こえないっ!んまぁ、今から行きまーす!」
そう言って一方的に電話を切られた
「まじか~~~……」
そう言ってまた深いため息
わかってる
里奈はきっと自分に責任感じてるんだ
大丈夫言ったけど私が落ち込んでるのは自分にもある思ってるんだ
きっと里奈は私を元気づけようとしてるんだ
里奈………優しすぎるよ……
