「おま…言い過ぎだぞ!!」

 「あ……」


 どうして…………?


 別に私、光輝に言われたってどうってことないのに………


 こんなに胸が痛いのはなぜ?

 こんなに……

 痛くて……悲しい


 「大丈夫大丈夫!!こんな人に言われたって私何にも感じないし!」


 違う………


 「光輝に言われるのはなれてる」


 違う…全然慣れてなんかいない

 大丈夫でもないよ………


 「優奈………」

 光輝が何かをいいたげに私に手を差し伸べる


 「ごめんっ!ちょっと、教室行ってくる」


 私は目も合わせずに保健室を急いで出た


 「優奈!私もいくよ!」

 里奈が言うけど……

 私は何も言わなかった


 もぅ涙が止まらなかったから