君がくれたもの



 お腹の調子もよくなり、教室にもどろうとしたとき、


 ガラッッ……


 みると、里奈、三浦亮、そして……光輝


 「大丈夫?優奈~!!」

 里奈が駆け寄ってくる


 「優奈~心配したよー!」

 
 そう言って、抱きつこうとした三浦亮を光輝が阻止し、


 「もぅ大丈夫なのか?」


  光輝が私に向かって言ってきた


 「う……うん!へーきだよ!」


 「そうか」


 また……優しく笑う光輝に私は目を合わせれなかった


 「オイっ!いつまでつかんでんだよ!離せって!」

 三浦亮がもがいている

 「あ……わりぃ…」


 光輝は三浦亮を離すと

 「んで?おまえ、部活これんのか?」

 「優奈、光輝おまえに部活来てほしいんだってさ!」

 三浦亮が言ってくる


 エ…………?


 今………なんて?


 「な……なに言ってんだよ!亮っ!バカか?おまえ!?んなはずねーだろ!」


 ズキン………………