君がくれたもの



 「ふふふ……!♪」


 急に後ろから声がした


 見ると保健室の先生



 通称柚子ポン先生


 意味は無いが昔からそう言われてたらしい


 この先生、すごく、相談に乗ってくれるって噂がでている


 昼休みなんか保健室は生徒でいっぱいだ


 「な……何ですか?」


 思わず聞くと、


 「いやぁ~♪青春だなぁ~ってさ!!私の高校時代思い出したよ!」


 「青春って………」


 「みたよーさっき!神崎クンにおんぶされてたでしょー♪」


 急に顔が赤くなった


 「あらあら可愛らしいわね♪」


 先生がからかってくる


 「先生!やめてくださいよ!」


 「はいはい♪なんかあったらいつでも相談聞くよ?そう言う話は得意だからさ!」


 そう言う話?


 よくわからない


 んまあ、私は深く考えこまず、


 「ベッドかりまーす!」


 そう言ってベッドにうずくまった