君がくれたもの



 放課後、陸上部へ向かう


 「ア!月野先輩!」


 「おー優奈かぁ~」

 「先輩、来るの早いですね?」


 私が訪ねると、

 「んまぁ、運動会も近いしね!陸上部として、頑張らないといけないのってあるだろ?」


 「まぁ確かに…先輩さすがですね!」


 「ハハハ!負けないからな?」


 「望むところです」


 2人で笑いあってると、

 「うぃーす」


 「おー光輝か!練習始めるぞ!」


 光輝が部活に来た


 あ~私も、シューズはこっと!


 走る準備をして部室を出た


 準備運動をして、軽くランニング


 そして400mを何度も走り終わり、芝生の上に寝そべった


 目を閉じて休んでいると


 冷たい物が私のおでこに当たった