月日は流れ、5月中旬
私たちは、運動会に向けて準備をしていた
学級長が司会をし、種目の分担をしていく
「私、障害物競走でいいや!あんまり、運動得意じゃないし!」
里奈が言った
私はどうしよっかなぁ……
「やっぱ、俺らは最後の種目の400mリレーだろ!」
そう言ってきたのは光輝だった
「優奈!、亮!おまえら2人もでろよ?」
光輝がニヤッっとした顔で私と三浦亮に言った
「俺はなんでもいいや~、優奈!おまえどうする?」
「エ?私?えっと……やろっかな?」
「んぢゃぁ、俺もやるわぁ~」
おぃおぃ……じゃぁって……
正直、入学式からこの人のチャラさにはついていけない
んまぁ、私なんかを好きになってくれる人なんていないからこれもきっと冗談だろう
「エ?3人ともそれにでるの?」
里奈が話に入ってきた
「里奈はじゃぁ差し入れでもしてよ!そしたら俺もっと頑張れる~!」
またチャラ発言
この人は誰にでも言うんだ
だからよくわからない
普通好きな人だけにいわない?そう言うのは
んまぁ、私を好きになってっていってるわけじゃないけど
あいつを見てると時々違和感を感じる
んまぁ、気のせいか…