私は家に向かっていた

 はぁ…なんか高校生活って辛いものばっかりね…


 ハァ……ハァ……



 ん?誰かが息をはいている


 「おぃ………」


 この声……まさか………


 でも私は気づかないフリをしてそのまま前に進もうとした


 「待てよ!」


 その瞬間私の手をつかまれた


 な……何よ!またいじめにきたの?


 「離してっ!」


 私はきつく言った


 ケドアイツは全然話す気配はない


 「なんで………」


 「俺は………おまえみたいな奴大嫌いだ!」