君がくれたもの



 「す……鈴香………」


 目の前にいたのは


 鈴香サンだった


 「光輝っ!!」

 

 そして鈴香さんは光輝に抱きついた



 「ひとりに…ひとりにしないで……」



 光輝は無言のまま、鈴香さんの頭を撫でた



 そして、



 「わりぃ…俺先帰るわ」



 「あ…あぁ、またな」


 ぎこちない雰囲気のまま、


 私達は解散した