永遠に。

真っ暗でなんにも見えなかったのが少しずつ目が慣れてきて2人の顔がはっきり見えるようになってきた。この変な組み合わせは少し不慣れだけど、結構楽しい。
「ってゆぅか寒すぎるーーーっ!!」
私がなみだ目になりながら大声でいう。
「じゃぁスカート長くしろよ・・・」
ゆうきがあきれたみたいに私にいった。
「やぁだ、長いのなんて昔っぽいじゃんー」
こんな会話をしてる中、あきとの表情をみるとやっぱりあきれているようだった。3人で近くの高校まで一緒に歩いていった。
「じゃぁ俺、ここから別だから!!結構暗いから気ぃつけろよー!」
ゆうきが走りながら手を振った。ここからはあきとと2人きり…。あんまりしゃべったこともないのにいきなり2人きりは私には厳しい…。私をおんなじ気持ちなのかわかんないけれど、あきとも黙ってしまった。
「・・・じゃぁいくか。」
「・・・ぅん。」
愛想のない返事・・・。私ってかわいくなぁぃ・・・。
私はあきとの斜め後ろをてくてくついていった。歩いて少し経ったときに不意に気がついた。
「・・・あの、あきと…」
私はそうつぶやいてあきとの手を触れてみる。
「!?!?!?!?!?びっくりした!!!!!!!!!!」
いきなり手を触ったのか、あきとがびっくりして手を引いた。
・・・そこまでびっくりしなくてもいいのに・・・。
「手すっごい冷たいじゃん、寒いなら言ってくれればよかったのに・・・」
私はぶすっとしながらあきとにいった。でも、あきとはわかってないみたいに頭の上にはてなが浮かんでいる。
「・・・だぁから、いつもは自転車乗って帰るから早く帰れるじゃん?でも歩いてるんだから早く帰れないじゃん・・・それでからだ冷えちゃってない・・・?」
私は思い切っていってみた。ってゆうかあきと鈍感なの?また少しぶすっとした顔をする。
「・・・え????」
あきとはまだ頭の上にはてながあるみたいな顔をしている。
「・・・え???いまの説明でもわかんない?????」
あきれた私はあきとに聞き返した。
「それって・・・心配してくれてるってこと??」
あきとが単刀直入にそんなことを聞くから私の体が一気に熱くなった。
「し・・・心配したんだよ・・・悪い・・・・・・?」
やっぱり私かわいくない・・・。そう思いながら赤くなった顔があきとに見えないように下を向いた。
「・・・ありがと」
そうつぶやいてあきとも下を向いてしまった。少し顔をあげてあきとの横顔をみる。暗くてよくみえない・・・、でも耳が赤くなっていた。
これは・・・照れてるって思っていいのかな??
そう思ったけど口には出さなかった。だって恥ずかしいから・・・。
また静かになって2人で歩いていく。もう少しで私の家につく。
「ぁ・・・ここからもー1人で大丈夫・・・ありがと」
恥ずかしくて顔をあげれない・・・。下を向いたままありがとうといったらいきなりあきとの手が私の頬に触れた。
「ぁ・・・・・・・・・あきと????」
恥ずかしさと驚きであせりながらもあきとの目をみた。
「・・・ぷっ、あったけぇー!!」
いつも私に笑わないあきとが笑った。その表情になぜかドキっとしてしまった。
「なっ!!!つめたぁぁぁっ!!!!!!!」
私は照れているのを隠すようにあきとの手から離れた。やば・・・まだドキドキゆってる・・・なにこれ・・・?
「じゃぁ!!ここまでありがと!!!」
私は逃げるようにして走り去った。遠くのほうで「じゃぁな!」ってあきとの声がした。