それと、真田君がどう関係あるのかはわからないんだけど。
「ほら、コウキの衣装ってたとえるとカリブ海の海賊みたいだろ。」
「まあ、確かにそうなのかもな。」
ワインレッドの前が開いた長いトレンチコートの中には白いスーツ。
その下には深い緑の迷彩柄の小緩いズボン。
こげ茶色の短いショートブーツに頭には海賊の髑髏マークの付いたコートと同じワインレッドの帽子。
「だから、宝箱みたいな物出せないか?」
「・・・出すってどうやって?」
確かに、私も今突っ込みたかったよ。
「だから、イメージするんだよ。ここは人間界じゃない。魔界なんだ。だから、少しくらい不思議な能力が備わっているはずなんだ。やってみろよ。」
「イメージかぁ・・・。」
真田君は素直なので三守君の意見に従って目を閉じた。



