「ふむふむ・・・どうやら一定のダメージを与えるとここの世界で存在できなくなるみたいだね。大丈夫、きっと俺らがもとの世界に戻ったらこいつもいるだろうから。」
そして、その屍の代わりに一つの手のひらサイズの勾玉が転がっていた。
紫で、かすかな光を放っていて綺麗。
「コウキ、お前アレ、出せないか?」
「えっ?アレ?」
真田君は急に指名されて焦っている。
「たぶん、ここにいるみんなの衣装から考えてお前が一番適切だと思うんだけどな。」
アレってなんだろう。
真田君はただでさえ天然なんだからちゃんと話さないとわからないからね。
「この勾玉が入るくらいのケースだよ。」
真剣な表情で三守君はそう告げた。



