「だから、さっき高藤さんを助けた開の足が異様に早かったのはここの世界での開の役割が獣だからだよ。」 「・・・ちょっと、異様って達ちゃんひどくない?」 「まあまあ・・・」 開くんをなだめる三守君。 「だからね、伶麻奈。お前は女医の格好をしているだろ?」 「え・・・うん。」 伶麻奈はきれいな女医、そのものだった。 「きっと、怪我を癒す能力があるんじゃないかな。」 「私に・・・?」 やっぱり、ここは魔界。 普通じゃありえない能力も存在しているらしい。