「あははっ、そんな簡単に恵美里さんを助けることが出来ると思ったの?・・・馬鹿でしょ。」
甲高い笑い声が聞こえる。
新川君がくくくと笑い出した。
「ここにいる人の中に裏切り者がいる。反恵美里軍だよ。そんなこと疑わなかったの?ここは、本当に魔界だよ。魔界は自分の欲が最大限になる場所。そして、現実では考えられない魔法も使えるんだ。・・・こういうふうにね。」
___パチンッ
新川君が指を鳴らす。
・・・何?
何が起こったの?
何にも変わっていない気がするんだけど。
その時だった___
「柚子ーー!!上!!!!」
夏ちゃんの声で上を見上げる。
「キャアーッ!」
どこからか大きな岩が降ってきていた。



