あの日から随分と日にちが経って進路を決める時期になった。




そう、私たちは無事に現実の世界に戻れたんだ。




先生は記憶を失うって言ってたけど。




私だけなぜか覚えてるみたい。



でも、よかった。


大切な記憶だから....





今、みんなはそれぞれの道へと歩き出そうとしている。