「トナッ!」
「柚子、お久しぶりぃ~」
色素の抜けた茶色の細い髪の毛を頭の高い位置で束ねて、上下がセパレートに分かれた水着のような服を着ているトナ。
モデルさんみたいにスタイルのいい、女の子。
そして、私の尊敬する子。
ショートパンツから伸びたきれいな長い脚には忍びのような濃いピンク色の足袋をはいていた。
「まさか、こんなに人が死ぬなんて思ってなかったなぁ。んで、集まった勾玉は7つか」
私たちと一緒にいなかったのに仲間が死んだことを知っていて、箱の中を見ていないのに勾玉の数がわかる。
「...まさか、この世界。トナが仕組んだものだったの?」
恵美里は...!
そのために私はここまで来た。



