「・・・はあっ。犠牲が出たか。」





疲れ切った声が後ろから聞こえた。



「三守君!・・・怪我大丈夫?」



「ああ、かろうじてな。」



そして、顎で大画面をしゃくる。



三守君・・・12%




「死にかけじゃん!」



「岡本・・・向こうの世界に戻ったらまた戦ってもらう。」




そして、岡本君の亡骸に手を合わせた。




「みんなっ・・・!」



頭脳派の人たちも駆け寄ってきた。