-----させるかっ! あの時の永森君の声が頭の中で反響する。 丹本君が飛ばしてきた大型手裏剣は永森君に向かって一直線に飛んでいく。 「させるかっ!」 私は杖を腰の位置から頭の位置まで振り上げるようにした。 永森君の目の前寸前で大型手裏剣が真っ二つに切れる。 よかった、助かった・・・ でも、その時だった。 「きゃああっ!」 「隙。あり、だね?」 私に飛んできたクナイはよけきれなかった。