「んで、とりあえずなんで郁はこんなところから出てきたの?」




そう!


そこだよ、開君。



そこをみんな聞きたかったの。




なのに、あんたら二人がいちゃいちゃするから・・・




「さあ、暇だったし。一緒に連れて行ってよ。」



「いいよ、郁と一緒とか嬉しい///」




「・・・俺もだよ。」



もう!


いい加減にしろっ。




「さ、とりあえず階段上っていきますか。」



廊下の突き当たりにある階段がボウッと光った。



そして、7人になった私たちは地下一階を後にした。