とか言っても結局武器を買い揃えたのは永森君だけなんだけどね。



「やばっ、超かっこいい!」



「振り回してはしゃぐなよ。危ないだろ。」



三守君に注意されながらも嬉しそうで何よりです。



「じゃあ、5人とも無事に帰ってこれるといいねー」



えっ、ちょっと待って。



「あそこって危険なところなの!?」



「危険っていうかー・・・まあ、危険。」


危険なんじゃん。


「ああ、行きたくなくなってきた。」



「でも乗り越えなきゃいけないんだよ。頑張ってよ。そして、私たちをもとの世界に戻して。」



・・・そういわれると断れないよね。



「わかった、行ってきます。」



私たちは30%くらい覚悟を決めて武装屋~shigemi~を後にした。



誰を見ても個性的なんだなー・・・



さすが、魔界。


恐るべし。