何時間か疲れをいやすためにその場にとどまり続けた。




私の体もだいぶ疲れていたらしくてぐったりと地面に横たわった。




「大丈夫か?」


「あ、三守君大丈夫だよ。」


力なく笑って見せる。



本当に魔界って恐ろしい。


こんな事件があってもまだ5つの勾玉のために仲間を失わなきゃいけないの。





「行こう。」






三守君の声でみんなが立ち上がった。



そして、朝日がキラキラと一本の道を照らした。








暗くて残酷な夜が明けたんだ--------------