「カコ、どうしたの。ゆっくりでいいから話して。」
「・・・そのっ・・・ヒック。シールドがっぁ。爆発したのっ!」
爆発・・・
きっと魔力をコントロールしきれなくなったと思う。
強い力を長時間使うとそうなるって三守君が言っていた。
「・・・そっか。カコはね、みんなを守るために力を使いすぎたんだよ。」
「・・・ぅぅぅぅっ」
「大丈夫、きっとみんなも感謝してるから。」
そして、カコの差し出してきた腕を引き寄せてギュッと抱きしめる。
きゃしゃな体は今にももろく手壊れそうだった。
「柚子ー!手伝ってぇっ!」
夏ちゃんの声が聞こえた。
「今いく!カコもついてきて。」
私はカコも心配だったけど一人でもまともに動ける人が必要だった。



